NHK「クローズアップ現代」のやらせ問題の報告書を読んだ感想

http://www.nhk.or.jp/pr/keiei/cyousaiinkai/index.html
の「クローズアップ現代」報道に関する調査報告書（PDF 341KB）より以下を引用
”
意図的または故意に、架空の場面を作り上げたり演技をさせたりして、事実のねつ造につながるいわゆる「やらせ」はないと判断したが、一方で、放送ガイドラインを逸脱する「過剰な演出」や「視聴者に誤解を与える編集」が行われていた。
”

過剰な演出とは、別家屋から隠し撮り風に撮影したり、ブローカーとも目される人と多重債務者の人と実は中に見えないが記者も一緒にいて撮影していたのに、謎の臨場感を出した事だと言っている。要は記者も一緒に立ち会っているなら、そういう風に撮影すればいいのだ。何故、隠すのか。その方が悪者を秘密裏に映している感が高まるからである。
細かい所は実際の報告を読んでください。

今更何を言っているのだろうか。いつもの事じゃないか。ニュースをバラエティ番組みたいに過剰演出することは当たり前である。わざとやってるんだろう。
地震があったとする、実は壊れた家屋が２つくらいしかないのに（家が古くて倒れたと思われる）、そこを撮影する。一番被害が酷い所は絵になるからね。
私達は絵になるので一番被害が出ている所を映してますって言えよ。

被害者の名前や写真をフリー素材みたいに放送するのも必要なのかな？
感覚がマヒしているのを気づけよ。死んだ人はフリー素材じゃないんだよ。

『マスコミには特ダネを追う傾向がある。それはまだいいが、視聴者を馬鹿にしているきらいがある。視聴者が馬鹿だから、濃い味付けにしないと理解できないと思っている。俺達マスコミが分かりやすく表現してやったんだとむしろ誇りに思っている。』というのが俺の妄想です。ソースはありません。

俺の感想は白々いです。マスコミ全体がそうだと俺は思ってます。ＮＨＫだけの問題ではありません。いつもわざと作為的に過剰演出しているじゃないですか、当たり前だから過剰演出だって気づかないんですかね。要は伝えたいのは真実じゃなくて特ダネなんだよ。後、過剰演出がお得意の週刊誌には言われたくないよな。