ネルヒモのブログ

最近はウマ娘にはまってます。坂スキルを検証中

月姫 - A piece of blue glass moon-が最後まで読めなかった理由(ネタバレなし)

2021-09-15:追記

そうそう、違うメーカーで違うシリーズですが、アドベンチャーゲームとして発売される予定だったダンガンロンパ。アドベンチャーは売れないとの事で最初は企画が却下されて、いろいろな部分を見直したり、ミニゲームを追加したりと何とか企画が進んだと言われています。月姫にはそういう工夫があったのか? もしくは既存のノベルゲームをかなりブラッシュアップした物になったか、しようとしたかは疑問です。

 

 

 どうも、ネルヒモです。今回は月姫が最後まで読めずスキップしてしまった。そういう話です。しかし、内容が悪い訳ではありません。恐らく。まあ、完璧とは言いませんが十分に面白い内容だと思います。

 

 俺は月姫が読めなかったわけです。その理由の考察は前々から感じていた俺の理論に合致していました。これは『昔ながらのノベルゲーム形式』だからです。主に無駄な選択肢が多いからです。

 

 ちなみに同人版の違う作者で申し訳ないのですが、「ひぐらしのなく頃に」「うみねこのなく頃に」は全てスキップせず読めました。ただの竜騎士07ファンだろ? ってことではありません。
 そうひぐらしうみねこ共に選択肢がないノベルゲームだからです。

 

 俺はこの昔ながらの形式が古いと思ってます。なぜなら、ほとんどのゲームで選択肢がただの水増しだからです。

 ゲームのボリュームが多い事がプラスになるのはそこそこの面白さを維持して長くなるから意味があるのです。
 今さら、インターネットで簡単に感想が出る時代に水増しに意味はないのです。

 

 ここでプレイした人、またはこういうノベルゲームをプレイした人に質問ですが、この選択肢が悩ましいと悩んで選択して元は取れましたか?

 選択肢があると悪いという訳ではありませんが、謎の死亡する選択肢は選んで楽しかったですか?

 

 俺はだいたいのBAD ENDが興味深い物ではなかったです。茶番に付き合わせれているような感じ。BAD ENDはメインシナリオではないので没シナリオなんです。それをわざわざ読みたいか? と言われればそんなことはない訳で。水増し感が苦痛なってしまいます。

 

 選択肢を選ぶと同じストーリーが微妙にズレるみたいなのも面倒です。
 選択肢は極力少なくして、アルクルートのA、Bルート。シエルルートのA、Bルートみたいな感じで振り分けてくれると読みやすかったと思います。これは月姫だけじゃなくて全てのゲームでやって欲しいです。

 

 選択肢があるノベルゲームだと、共通パートを何回も読まなくていけなくてつらいです。これは物凄い良くない点です。

 既存文章のスキップをするとシナリオがとぎれとぎれになって、内容が頭に入りにくくなります。

 読めば読んだで苦行感、意味もなく同じことをさせられる面倒くささがあり疲れます。また、選択肢で微妙に変わったような所はスキップされません。その選択肢を作るほどに重要な読まなきゃいけないほど、何か意味あるのかと思いました。いらない部分は沢山捨ててスマートにして読みやすくしてほしいです。

 

 問題は面白い部分があっても、選択肢によって「また同じ文章か」などの先入観が生まれて読む気が失せる点です。そして、俺は結局最後の方はほとんどスキップしてしまいました。

 

 月姫は現代のノベルゲームとしてその辺の工夫をしたのかと言えば、全く改善がみられませんでした。文章の内容が悪くないのに惜しい作品となっています。