ネルヒモのブログ

最近はウマ娘にはまってます。坂スキルを検証中

ひぐらしのなく頃に粋の感想(ネタバレあり)

面白かったです。まだ終わってないんですが、祭囃し編まで終わったんでルート解放だけ全部先にやっちゃいました。
プレイ時間140時間くらい。購入はダウンロード版。
一応、原作のPCゲームはプレイ済みでした。
声が入ってるのはいいですね。ただ、一枚絵なんですが、狂気の顔が一部ギャグっぽいのがうーん感じ。
南井巴シナリオがひぐらし関係ない警察関係シナリオだなーと思いました。面白いけど、ひぐらしではないね。BGMもいいです。

こういうのはナンですが、もっとキツイと思ってました。竜騎士07氏の文章は実際に泥臭いけど、2周目でもかなり楽しめました。澪尽し編が楽しみです。

ざっくり感想。
主に2周目の視点でやった感想です。

出題編は疑心暗鬼のキャラが悪い方に転がっていくのが歯がゆくていいです。

罪滅し編の屋上のチャンバラは長かった。レナを運動させて正気に戻すシーンなので長い。短ければ簡単に呪縛を解れた事になってしまい、おかしいから仕方ないが。
皆殺し編はやっぱり良かった。カケラ紡ぎと祭囃し編皆殺しとの連作と考えるとかなり好きなんだけど、否定の意見も多いですね。
俺自身、皆殺し編はトゥルーエンドだと思っているし、子供は大人にかなわないという展開もかなり好きなんです。
頑張ったけど駄目だった。救いはないけど、子供達の出来る事は全てやって成功しているからいいです。
一回目の原作プレイをした時、議員を使って圧力をかけるのはあんまり好きな展開じゃなかったんですが、
今回の感想は沙都子、北条家の差別撤回からの園崎議員の流れはすんなり来ました。それだけ園崎家が本気だったという見方で見ればいい展開です。

俺の好きな解釈だと、皆殺し編でみんな死んで終わってるんですよ。
羽入は梨花の想像上の友達で実際には存在しない。脳内会話できる友達。羽入が梨花以上の真実を知らないのは当然なのだ。
オヤシロさまの生まれ変わりとおだてられる内に出現した。
料理やらは他の人に教えて貰った。梨花は勝手に羽入に教えて貰った事だと思っている。
足音やごめんなさいとは、雛見沢症候群発症時の疑心暗鬼の産物だと解釈できる訳だ。(やや強引だがそれほど外れないと思う。)

この視点から祭囃し編を考えると、ギャグ編として捉えるべきだと思う。約束された勝利というか、都合のいい妄想、夢の世界。
メタ的に見ると、最終話として勝つ事がプレイヤー、読者としては分かっている、ある程度の被害があっても連作として勝利するだろう的な話。
夢、理想の世界だから羽入は実体化出来る。

徹甲弾は確実にギャグだと思うし、立木さんのナレーションは卑怯。
よくコピペされる、外国の傭兵部隊でもこんな奴はいない的なセリフも、魅音と小此木の対決セリフも前後を見れば違和感はないです。(負けがほぼ確定して)小此木はふざけてるというか試すし、手加減している部分もあると思う。
小此木も本気で言ってないだろう。

要は全体的に面白かったって事です。2周目というか3周目くらいな感じですけど時間が空いているので、違う解釈や忘れている部分もあって楽しかったです。
恐らく、推理しながらプレイすると140時間以上かかると思います。しかも、全部終わってないし。
ただ、万人に勧められるゲームではないですね、正直相性が良くないと駄目ですね。相性で面白いと面白くないが分かれそうなゲームです。


システム関連は既読じゃなくてもスキップ、好きな文章単位で戻れるのでかなり快適です。
選択肢も飛ばし放題なんで、気にならないかな。スタートボタンで選択肢か一パートを丸々飛ばせるのも楽だし。(読み込みなしで飛ばせる)