ネルヒモのブログ

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星をみるひとースイッチ版から見るクソゲーのレッテルは本当か?

どうも、ネルヒモです。今回はスイッチ版の星をみるひとのレビューです。


星をみるひとスイッチ版はファミコン版に便利機能を搭載した感じです。(クイックセーブ、巻き戻し機能、ダッシュ。強くてニューゲームもある)星をみるひとの最大ともいえるクソ要素、移動速度が遅いがスイッチ版ではダッシュできるので結構プレイできます。また、巻き戻し機能とクイックセーブもあるので、時間はかかりますがクリアは何とかできるでしょう。(つまったら、攻略サイトを見よう。)

良い
敵グラフィックが良い
キャラクター(仲間エスパー)がかわいい
きちんとシナリオがある、安易な魔王を倒すシナリオではない
音楽も良い
ESPが機能している(エスパーの特殊技能がバグってない、他RPGの魔法みたいなもの)

悪い
(移動速度が遅い)
最初の村の設定が悪い奴らに見つからないように森に隠れているので、木のグラフィックチップしかなく見分けがつかない
敵エリアが雑、開幕デスエンカウント続出
(さらまんどのかりう等が有名)
逃げるのコマンドがない、ESPで逃げる事も出来るが仲間とレベルが必要で実用的ではない


星をみるひとの悪い面解説
今回、ダッシュがあるためかなり快適になった。が、戦闘に関して、序盤のレベル上げは巻き戻し必須だった。ドラゴンクエスト2なら最初の城近くに弱い敵「スライム、おおなめくじ、アイアンアント」という敵しか出てこないように調整されている。星を見る人はほとんどの敵がデスエンカウント、初期レベルでほとんど勝てない敵ばかりだ。

ファミコン版を鑑みるに最大のウザさは移動速度が遅いだが、次いで、最初の村がに見えない+デスエンカウントだろう。安定して勝てる「じゃんく」、「ふらっか」あたりが一体で出てくれないと負ける。負けるとタイトル画面だ。ドラゴンクエスト貝獣物語の様に復活させてくれない。
(最初の村が見えないのは敵に村の場所を悟られない為らしい。実際、他の村や他の場所は分かり易く、違うマップチップが使われている。)

普通の人はここでプレイをやめるだろう。始まってからよく分からずに、うろついていたら戦闘になり負けてタイトル画面になる。かなりひどい。
俺の場合、最初は巻き戻しを縛ってプレイしていたのだが、クイックセーブ、クイックロードで頑張ってみたが不毛だった。(何度も全滅するから。)
初期レベル、レベル0でのデスエンカウントが多すぎる。一回戦い、回復に村に戻る、これにダッシュ機能がなかったらと思うとファミコンでやった人は忍耐力があると思う。

確実にクソゲーだと思うダッシュ機能を追加したくらいではやはりクソゲーであった。最初からやる気を削がれたら、定価で買ったらからやらないといけない義務感、そういうのがなければやる必要が全くない。それぐらいひどい。


星をみるひとも最初の最初がきついだけで、(クイックセーブなどは必須だが)
レベル2くらいになれば、こちらが絶対先制できるシステムなので、さらまんども確実に倒せるし万全な状態なら、戦闘では普通に勝てるようになる。
レベルアップで覚えるESPも増えてレベル上げは楽しい。敵が経験値をそこそこ持っているから。

当たり前の事が当たり前にできているゲームってありがたいなあとしみじみ思いました。敵のエリアが雑ってのがかなりきついってのが分かった。


さてはて、なぜクソゲーなのにそれなりプレイできたかは、思い出補正ファミコン補正だろう。それがなかったら無理だ。
当然いい部分はあるにはあるが、悪い部分が序盤に詰まっている。逃げるがないのでリセットしかない。負ければ、復活はなくタイトル画面。
そこでやめてしまった人がほとんどではないだろうか。それだけ不親切なゲームである。

今の時代、スイッチでいきなりこのゲームを低価格でもお出しされたら炎上するだろう。ファミコン版を定価で勝った人はご愁傷様としかいえない。
ファミコンのリメイク、元があるから許されている?と俺はそう考える。


<ファイナルソード? あれはクソゲーマニアがこのんでやってるだけでしょ。>