ネルヒモのブログ

最近はウマ娘にはまってます。坂スキルを検証中

XBLAZE-CODE:EMBRYO-の感想

 結構、面白かったです。俺はエスが好きです。ただ、『アニメのような演出』という売り文句が書いてあるけど、普通のノベルゲームという印象です。

 ノベルゲームで「立ち絵」と聞くと何を思い浮かべますか。俺は使いまわし、汎用、口パク、目パチアニメ、その辺のイメージです。あまり良いイメージではないです。ゲームは長丁場なので立ち絵で話を進めて、ここぞの所で一枚絵を使い物語を演出します。この作品で、俺の既存のイメージが吹っ飛びました。このゲームの立ち絵はイイ。とにかく絵が凄くいい。

 なぜ、俺の中で「立ち絵」に対する手の平返しが起きたのか考えて見ます。一番はこのゲーム、この人の絵が好きという事です。おそらくですが、今までのやってきたノベルゲームに好きな絵、相性の良い絵がなかった。うまいけど、俺との相性が良くなかったんだと思います。うまくて、なおかつ相性が良い絵はとにかくいいんです。

 少し話がそれますが、自分は自分の絵で二次創作のアイドルマスター奴(ノベルマスター等)を作っています。ニコニコ動画に自分で動画を上げたりしているんですが、面白くない理由が絵が下手だという、当たり前の答えが自分の中で湧き上がってきて(分かっているとはいえ)きついです。立ち絵はぶっきらぼうな言い方をすれば、棒立ちバストアップ絵な訳です。無難な絵の代名詞みたいなものです。そこで絵の力、本来の力が良く出てしまう部分です。下手な人はより下手に見えます。構図が同じなんだから、当然ですね。

何が言いたいかというと、プロは凄いなあと思いました。(こなみかん)。プロの立ち絵だからこそ、ノベルゲームが成り立っているだなあと。